スポーツ留学を一大事に考えない


スポーツ留学を一大事に考えない

スポーツ留学を一大事に考えない スポーツ留学と言うと、日本人には一大事に思えます。外国に対して不慣れな感情を持つ日本人は、海外に行ってスポーツを勉強するという日本人を何か特別な感慨を持って眺めてしまいがちです。しかし、これからスポーツ留学をしようと考えている皆さんまでが悲壮感を持ってしまう必要はありません。
時代は変わりました。欧米各国の人々のように、日本人もいろいろな選択肢を持てるようになり、日本でスポーツを学ぶという選択肢と同じくらいの手軽さで、海外を選択できる時代になっているのです。逆を言えば日本に残って勉強やトレーニングを続けるという選択肢も十分にありなのです。
スポーツ留学といっても選手を目指す留学から、裏方を目指す留学までいろいろです。同じ選手を目指す留学でも、一流のプロでなく愛好家として参加する留学プログラムも存在します。例えばゴルフと英語力を同時に磨くビジネスマン向けスポーツ留学プログラムも存在します。
スポーツ留学を余りにも大事に考えてしまっているのならば、少し肩の力を抜いて考える必要があるかもしれません。

留学にもいろいろな形がある

留学にもいろいろな形がある 例えばスキーという競技を考えます。スキー留学に選手として参加する方法もありますし、マネージャーやトレーナーなど裏方として参加する方法もあります。
選手という形の留学でも、本場アルプスで手軽にスキーを学べる、英語力不要のAlpine Experienceのようなホテル主催スキー教室もあれば、数々の一流プレーヤーを輩出した英国のSki High Schoolのような場所に参加する留学も存在します。高い英語力を求められ、半年間山にこもって徹底的にスキー技術を磨く半年間のコースになりますが、世界的な選手を目指す人には有効なスクールになります。
以上のように、スキーという競技を1つとっても、選手志望かスタッフ志望かで留学先も違いますし、選手志望だといっても必ずしもスキーのトッププロを目指すような留学だけではないのです。
スポーツは国境を越えて誰でも参加できる、人間が持った唯一の娯楽という側面もあります。スポーツを単純に外国で楽しむという選択肢も、ある意味ではスポーツ留学なのです。

参加してみるといろいろな国の人とめぐり合える

参加してみるといろいろな国の人とめぐり合える どのような形でもいいのでスポーツ留学のコースに参加してみてください。日本に居るとなかなか肌で体感できませんが、欧米各国の人からすればスポーツを学ぶために国境を越えるという選択肢は、日本人が考えるほどに重大ではないのです。
純粋にスポーツを学びたい、スキルを磨きたい、という動機があって、その動機を満たすために、学びの場を海外に置くというだけの話です。感覚的に言えば、鳥取県に生まれたサッカー少年が、充実した環境で学ぶために静岡県の強豪校に移るといった雰囲気に近いです。
スポーツ留学は確かに一大事という側面もあります。しかし逆説的なのですが、スポーツ留学などたいした一大事ではないという意識を持つ必要があるのです。不必要に怖がって学びのチャンスを逃してしまう方が恐ろしいです。
他の都道府県にある学校やスポーツスクールに入学してスポーツを学ぶ雰囲気で、外国を選択できるようになれれば、日本のスポーツ国際化もまた一歩進めるのかもしれません。